こんにちは。あおぽんです。
今回はヘナ染めについてです。
ヘナって何??初めて聞いた という方から
ヘアカラーをやめてヘナにしてみたい!という方まで読んでいただきたい
ヘナの知識と扱い方のガイドです。

ヘナが初めての人やヘナについて全く知らない人に知って欲しいヘナのことをまとめたよ
ヘナ染めについて
ヘナの魅力

ヘナはアジアやインド、北アフリカなどの乾燥した水はけの良い地の植物です。
ローソニアというオレンジに近い褐色の色素を持っています。
現地ではその成分を生かしてボディペイントや染髪に利用されています。
自然に存在する植物なので、アレルギーのように肌荒れやかぶれを起こすこともあります。
しかし、化学染料のように肌の組織をこわしたり、髪を傷めることがないのがヘナの一番の魅力です。

古くから使われている植物なんだね
髪をサポートしてくれる“絡みつく”性質
タンニン酸という成分が傷んだ髪に絡みつき、手触り良く感じます。
タンニン酸は髪を傷ませない工夫として美容室でも活用されている成分なんですよ。
美容室ではパーマなど、ハリコシを出したいときに使われています。
\ ハリコシ・弾力を感じる! /
タンパク質と結合する性質 ⇒ 髪の毛の傷みの部分に絡みつき補修してくれる
実は、オレンジ色素のローソニアにもタンパク質に絡みつく性質があります。
髪に絡みつくローソニアとタンニン酸は、髪のすき間を埋めてくれるのです。
傷んだ髪のすき間に
大小細胞の大きさが違うくせ毛のすき間に
さらに健康な髪の表面に
人も髪質も選ばず、ありとあらゆる髪に絡みつきます!
あなたの髪をいつも支えてくれます。
どんなときもどんな状態もサポートしてくれます!!
つまりヘナはあなたの髪を補修してくれるサポーター・応援団のようなもの!

ヘナをやればやるほど髪をサポートしてくれる応援団が増えるんだね!
髪の汚れ&臭いを取る性質
毎日洗っても頭がくさい!!((( T_T)
なんて言う人にもオススメ!!
髪についた皮脂や汚れを取る性質があります。
ヘナをして流すだけでシャンプーしたときより頭がさっぱりするんです。
本当、これには驚きました。
植物の力すごい。
毎日せっせと洗っても取り切れない臭いや脂がなくなって、さらさらの頭皮になる感覚!
美容院で防臭メニューで売り出しても面白いですね!
ヘナしてみよう

用意するもの
- ヘナ
- ぬるま湯(ヘナの2、3倍)
- ボウル
- 泡立て器
- ハケ
- 手袋
- タオル
- ラップ
あるといいもの
- 新聞紙(床等の汚れ防止)
- シャワーキャップ(洗髪後の保温用)
- ホホバオイルオイルかアルガンオイル(洗髪前のマッサージ用)

実際に塗る前には皮膚の薄い二の腕などでパッチテストをしてみてね。
荒れやすい人は10分もすればすぐに出てくるそう。
本来は2日前にやって様子を見るテストだよ。
塗り方

汚れてもいい服に着替えて始めましょう。
肩にタオルをかけ、手袋をしてくださいね。
①ボウルに必要な量のヘナを入れる
②ぬるま湯を入れ、マヨネーズ状になるまで泡立て器で混ぜる
③髪を4つのブロックに分ける(左右、後ろ二等分)
④白髪の気になるブロックの根元から染める
⑤染め終わったら毛先を染める
⑥ラップをし、肩にかけていたタオルをラップの上から巻く

ショートヘアは30~50グラム
ミディアムは50~70グラム
を目安にヘナを入れるといいよ。
置き時間

染まりにくいから、と何時間も置くのは冷えにつながるのでやめましょう。
ヘナは冷えをもたらす陰性の植物です。
適切な置き時間は1~2時間程度です。
ちなみに、ヘアカラーも置き過ぎると良くありません。置いても30分にしましょう。
洗い流すだけ?シャンプーは??

先にお伝えしたように、ヘナには汚れや臭いを取る力があります。
流すだけで汚れも落ちていくのでシャンプーはいりません。
理想としては3日ほど湯シャンで過ごすことをおすすめします。
ですが、こんな人はシャンプーをしてみましょう
- ヘナ独特の植物のかおりがイヤな方
- 潔癖気味の方
- シャンプーのにおいが好きな方
せっけんシャンプーとヘナは相性が悪いので使用はおすすめしません。
注意点

ヘナは植物です。ヘアカラーのように明るさや染める時間、色の種類がコントロールできません。
塗るとたまたま染まるもの、と認識しましょう。
ヘナでできないことは以下の点。
- 明るくできない
- 色が選べない
- 染まるのに時間がかかる
- 洗髪後、完全発色に48時間かかる
- 一度の施術では大きな結果が出せない
発色に48時間…かなり時間がかかりますね。
ローソニアが酸化して発色する性質ということが影響しています。
ヘナの種類
ヘナは褐色
ヘナを手にする前に成分を確認しましょう。
ヘナという植物は100%オレンジ~褐色にしか染まりません。
ブラウンと表示されているものはヘナではない他の成分が配合されています。
他成分が混ざっている
ブラウンやダークブラウンと表記されているものは、インディゴやハーブなどが配合されています。
ヘナ以外のものが混ざっている場合、100%ヘナのもので染めた仕上がりと異なる点があります。
- 手触り
- 質感
- におい
- 仕上がりの色
こんな人にオススメ
- 白髪を染めたい
- 白髪が少ない
- トリートメント効果が欲しい
- ジアミンアレルギー(ヘアカラー合わない)
- カラー剤のにおいがキツいと感じる
- 手軽にムラなく染めたい
- 癖を抑えたい
- パーマの持ちを良くしたい
- ツヤが欲しい
- 自然派
- 肌荒れしやすい
- 頭皮にやさしいもので染めたい
- 環境への配慮したい
こんな人は向いてない
- 明るい色にしたい
- オレンジ色が嫌い
- 植物のにおいが嫌い
- 理想の色がある
まとめ
注意点を知って傷みのない髪へのケアとして上手く使えると良いと思います。
髪がキレイだと毎日がうれしいですよね。
どんな状態もサポートしてくれる髪の応援団ヘナで髪を染めてみましょう。
お近くの美容院、美容師さん、もしくは私に気軽に相談してみてはいかがでしょうか。
最後まで読んでくださりありがとうございました。